マスターのひとりごと(インフォメーション)
昔電車に乗っていたとき
5歳と3歳くらいの男の子の兄弟が、父親と一緒に乗車していた。
兄の方は楽しげにドラえもんの歌を歌っていた。
兄「そーらを自由に、とーびたーいな~♪」
兄弟「だめだッ!!あきらめろっ!!」
2人同時の幼児とは思えない台詞の演技力に
思わず笑ってしまった。
父親の「なんだよそれ…」という脱力しきったツッコミにもまた笑いが…。
先日、京都大学の発表した研究論文でトマトから中性脂肪を減らす物質が発見されたというニュースが報道されてからトマト、トマトジュースが売れすぎて店頭に並んでいない地域もあるそうです。
で、今日は八百屋さんにトマトがありませんでしたw
実際、健康にいいのは間違いないでしょうが、目に見えて体重が減らせる効果があるかというと疑問に思います。
そんな効果があるなら研究を待たずしてトマトダイエット法なるものが確立されてますって。
発表された論文は「13-oxo-ODA」という物質が、マウスで「中性脂肪の量を減らす」「脂肪の代謝を増やす」という内容でしたが「13-oxo-ODAを服用することがマウスの体重の減少につながる」とは書いていませんし、中性脂肪を減少させて生活習慣廟の予防に役立つかもしれないけど、それは今後の研究次第です…と。
そういうことでしょう。
多くの食品群は多かれ少なかれ健康にいい物質を何かしら含んでいるわけで、害になる食品は長い歴史の中で既に淘汰されています。
今回、トマトから中性脂肪を減らす効果がある物質が発見されたという論文をいかにもダイエットに効果があるかのような切り口で報道する背後には広告代理店さんとかメーカーさんとかの仕掛け人が存在するんじゃないかなと思います。まぁ、トマトは美味しいからどんどん食べるのはいいんですけど。
ただ、健康を良い状態で保つには栄養のバランスを考えて摂取するのが何よりと思うわけです。
トマト、明日はあるといいなぁ…。
女大学(おんなだいがく)は、江戸時代中期から女性の教育に用いられるようになった教訓書である。ここでいう「大学」とは、教育機関の大学ではなく、四書五経のひとつである大学のことを言う。
貝原益軒が著した「和俗童子訓」を元に作られたと見られ、1716年(享和2年)に刊行されている。
(一) 女子は成長して、嫁に入り、夫と親に仕えるのであるから幼少のころから過保護にしてはならない。
(二) 容姿よりも心根の善良なことが肝要で、従順で貞節そして情け深くしとやかなのがよい。
(三) 女子は日常生活全般なに亘り、男女の別をきちんとしなければならぬ、幼少といえども混浴などもってのほか。
(四) 七去の法。(淫乱・嫉妬・不妊・舅に従順でない・多弁・盗癖・のある嫁は離縁されるべき)
(五) 嫁いだら夫の両親を実の親以上に大切にせよ。
(六) 妻は夫を主君として仕えよ。
(七) 夫兄弟や親戚を敬愛せよ。
(八) 夫に対して嫉妬心を抱くな、感情的にならず冷静に話し合う事。
(九) 無駄話はするな。人の悪口、他人の悪評を伝えるな、気をつけないと家族、親類の不和を招く元になる。
(一〇)婦人は勤勉でなければならぬ。歌舞伎や、神社仏閣等人の多く集まる場所に行くのは四十歳未満の婦人は好ましくない。
(一一)神仏に頼って祈りすぎてもいけない。人事を尽くせ。
(一二)万事倹約を旨とせよ。
(一三)主婦がまだ若い場合は、みだりに若い男に近づいてはならない。たとえ夫の親戚や下男であっても。
(一四)衣服はあまり目立たず、分相応に、清潔を保つこと。
(一五)夫方の付き合いを重視せよ。自分の親への勤めを果たすときでも夫の許しを得ることが肝要である。
(一六)みだりに他人の家へ出入りするな、普段は使いをやるのがよい。
(一七)召使を置く場合でも、任せきりでなく、自分の労苦をいとわずやるのが、婦人のつとめである。
(一八)おしゃべりな下女は解雇し、しつけはきちんとし、褒美をやるときは、けちけちしないで与えよ。
(一九)主婦の心の持ち方をのべている。従順であれ・怒り恨むことなかれ・人の悪口をいうな・ねたむ・思慮浅くするな。
江戸時代の教訓書だそうで、内容からして主に武家の女子教育書のようです。
後半はともかく前半は今の時代からすると有り得ない内容がチラホラします。
一方で庶民階級は割りと女性が強く奔放だったとか。
面白いですね。