マスターのひとりごと(インフォメーション)
お寿司屋さんの定番「ネギトロ」。その名前から誤解されやすいですが、ネギトロは厳密にはトロではありません。骨の隙間にある中落ちや筋のある部位、皮の裏の脂の部分をスプーンなどでこそげ取ったものです。
んで、こそげ取ることを指す「ねぎる」「ねぎ取る」という言い方が変形して「ネギトロ」になったと言われています。
ハヤシライスの誕生には現在でも有名な本屋さんがかかわっているそうです。その人の名前は早矢仕有的(はやしゆうてき)。若い頃から医学、蘭学、科学などに優れていた彼は、30歳を過ぎた頃にあらためて慶応義塾に入塾。あの福沢諭吉から直接、様々な学問を学んだそうです。
その彼が1867年に店主・丸屋善七と名のり横浜に開業したのが、日本初の洋書輸入販売店「丸善」です。
彼は店に、多くの若い小僧たちを雇い入れ、昼は仕事、夜は別名丸善大学と呼ばれる夜学を設け、自分の学問の知識を教えていました。
そんな昼夜を忙しく動きまわっていた彼らの食事は時間もまちまちで、いつも悩みのタネだったそうです。
「そんな中でも食べられる食事はないものか?」と早矢仕は思案し、そこで思い出したのが、福沢諭吉らと食べたことがあるビーフシチューでした。
彼は、ドミグラスソースベースのビーフシチューを大量に作り、それを1皿のご飯にかけて食べることを思いついたのです。
小僧たちが食べたい時に温め直せばよく、スプーンで食べられるから勉強しながらでもOK。1皿で済むから片付けも便利。
早矢仕があみだしたご飯、つまり早矢仕ライス=ハヤシライスです。
教えて!gooに、「初めての二人っきりの食事で、グリンピースを全部きれいによけてお皿の端に並べる
男性だったら引きます」という質問が届いていました。
質問者いわく、「グリンピースをよける男性とは、2度と会いたいとは思えません」とのこと。
■偏食で周囲を振り回すのは非常識?
23件の回答で目立ったのが、グリンピースをよける人には「引きます」というもの。
「チマチマとした動作がすごく気になる。よけることに集中して、会話も適当そうでいい印象は持たない」(yumgyumgさん)
「よける人には余裕がない、融通が利かない、わがままなどを連想します。『苦手でね』と言い添える人なら、
セーフかな」(noname#106332さん)
「『なぜ入っていない料理を注文しなかったのか?』と不思議。神経質によけている様がイラつきますし、
生活全般にアレコレとケチつけそう。恥ずかしさを感じないのがダメ。子供だと感じます」(EmuWalkingさん)
グリンピースが食べられないという話題から、人間性まで話が発展しています。
「嫌いでも我慢して食べるのが、大人のマナー。『グリンピースが食べれないから』と口をつけないのは、
大人としてオカシイ」(kini_kininaruさん)
「残すのは行儀が悪いと育ちました。嫌いでも我慢して食べます。そのせいか、体調不良や量が多すぎるなどは
例外として“好き嫌いが多い=親が躾けていない=行儀や礼儀に対して曖昧な人”となります」(shihousaさん)
………そこまで否定されるのは(T_T)、とも思いますが
やはり、女性からすれば食べ物の好き嫌いの多い男性は共同生活をおくる対象として見た時にウ~ンとなるのかも…。
男性の皆さん!好き嫌いを克服しましょう!