マスターのひとりごと(インフォメーション)
2012-03-21 20:17:00
怒鳴る、殴るとまでいかなくても、多かれ少なかれ誰でも怒りを覚えることがありますね。カッとなったりイライラしても、な~ンにもいいことはないですよね。穏やかな心を持っていれば冷静に問題解決できたり、人間関係の構築もスムーズに行きますしね。
そこで、感情をコントロールする訓練法をご紹介。
心理科学誌『カレント・ディレクションズ』の発表したところによると、普段と反対の手を意識して使うことで、自制心を司る脳部位が刺激を受け、怒りの感情をコントロールさせて攻撃性が低下するそうです。
ニューサウスウェールズ大学のトーマス・デンソン博士が行った実験では、感情を害する言葉を投げかけられた被験者のうち、怒りっぽい人ほど相手への復讐感情が生まれやすく、脳スキャンでも怒りに関係する部位の活動が活発だったため、彼らに2週間、利き手と反対の手を意識的に使ってもらうと、自制心を司る脳部位の働きが促され、攻撃性が低下したのだそうです。
ほんの2週間利き手と逆の手を意識的に使うことで、怒りの感情をコントロールしやすくなったそうです。
食事や筆記など難しいことではなく、パソコンのマウスを持つ手、飲み物をかき混ぜるスプーンを持つ手、ドアを開閉する手を反対に替えるなど、ちょっとしたことから実践すれば良いそう。
少し、怒りっぽいかな?と気になる方は日常生活の中で利き腕と反対側の手を意識して使うのもいいかもしれませんね。