マスターのひとりごと(インフォメーション)
男性は「女性さえ気にしなければ牛丼チェーン店でもOK」だったり、女性と比べて「食事」をあまり重要視しないのに、女性が食事デートにこだわるのはなぜなんでしょう?
恋愛科学カウンセラー・荒牧佳代さんによると
「食事というのは人間の生命を維持するのに欠かせない重要なもので、性欲・睡眠欲と同じくらい生活において比重が大きいものです。かつて、縄文時 代などで男性は狩りにでて、女性が家を守っていましたため、当然いつも獲物を捉えられる男性がモテました。今では文化が発達して食事に困ることはなくなり ましたが、食事は今でも男を試す格好の査定の場なんです。なぜかというと、男性がどんな物を食べさせてくれるのか? どんなお店を選ぶのか? どういう風に自分をエスコートしてくれるか? 食事のマナーは?、食事の会話を楽しく演出できるか? 食べ方は…など、本能的な欲求の側面と理性的な側面のどちらも浮き彫りになる場だからです。女性は総合的に、男性を最も査定しやすいと無意 識に感じているのです」
「男女の脳の作りが違うことも影響しています。脳には性欲を司る“第2性欲中枢”という部分があるのですが、女性は、それが満腹中枢の隣に位置し、 男性は摂食中枢の隣にあります。したがって、女性は満腹になると第2性欲中枢が刺激を受け性欲が高まり、男性はむしろお腹が空くと性欲が活発になるので す。そのため、食事の場をあくまで“男女関係に持ち込むためのツール”と捉える傾向が強く、食事の場が性欲を高める鍵であって、“相手が自分の恋人にふさ わしいかどうかを見極めるツール”としている女性ほど内容にこだわりません。また、失恋した女性が“やけ食い”に走るのは性欲が満たされないという理由を 食欲で満たそうとするからで、脳の構造上の違いが、恋愛感の違いに直接影響を及ぼしているのです」
「男性はつい自分のテリトリーの中に女性を取り込みたいという心理や下心を悟られたくないという理由で、最初のデートでよく行く居酒屋や ラーメン屋などに誘ってしまいますが、それは完全にNG。親しい間柄なら問題ありませんが、初デートの場合だと、“私のことを女性として扱ってくれない” と間違ったメッセージを送ってしまうことに。また、食事デートの誘いにOKすると男性は早とちりして、“恋愛関係になれる”と思ってしまいがちですが、女 性はあくまで見極める場が欲しいだけなので注意が必要です。裏を返せば、その食事デートの男性の振る舞い次第で、恋愛関係になれるかどうかが決まるといっ ても過言ではありません。自分の行動がテストされていることをよく意識して、まずは自分ではなく女性の欲求を満たしてあげる食事デートを心がけてくださ い。そうすれば自然と女性も好意を持ってくれますよ」
…だそうです。男性諸氏は肝に銘じて頑張ってください。