マスターのひとりごと(インフォメーション)

2014-01-02 21:15:00
 
 

申し訳ないが、私は皇帝などなりたくない。 

それは私には関わりのないことだ。 誰も支配も征服もしたくない。

できれることなら皆を助けたい、ユダヤ人 も、ユダヤ人以外も、黒人も、白人も。 私たちは皆、助け合いたいのだ。 人間とはそういうものなんだ。

 私たちは皆、他人の不幸ではなく、お互いの幸福 と寄り添って生きたいのだ。 私たちは憎み合ったり、見下し合ったりなどしたくないのだ。

この世界には、全人類が暮らせるだけの場所があり、大地は豊か で、皆に恵みを与えてくれる。 人生の生き方は自由で美しい。 しかし、私たちは生き方を見失ってしまったのだ。 

欲が人の魂を毒し、憎しみと共に世界を 閉鎖し、不幸、惨劇へと私たちを行進させた。私たちはスピードを開発したが、それによって自分自身を孤立させた。 

ゆとりを与えてくれる機械により、貧困 を作り上げた。知識は私たちを皮肉にし、知恵は私たちを冷たく、薄情にした。 

私たちは考え過ぎで、感じなく過ぎる。 機械よりも、私たちには人類愛が必 要なのだ。 賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。

 そういう感情なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。飛行機やラジオが私たちの 距離を縮めてくれた。 そんな発明の本質は人間の良心に呼びかけ、世界がひとつになることを呼びかける。

今も、私の声は世界中の何百万人もの人々のもと に、絶望した男性達、女性達、子供達、罪のない人達を拷問し、投獄する組織の犠牲者のもとに届いている。

私の声が聞こえる人達に言う。

 「絶望してはいけな い」

 私たちに覆いかぶさっている不幸は、単に過ぎ去る欲であり、人間の進歩を恐れる者の嫌悪なのだ。 憎しみは消え去り、独裁者たちは死に絶え、人々 から奪いとられた権力は、人々のもとに返されるだろう。 

決して人間が永遠には生きることがないように、自由も滅びることもない。兵士たちよ。 獣たちに 身を託してはいけない。 君たちを見下し、奴隷にし、人生を操る者たちは、君たちが何をし、何を考え、何を感じるかを指図し、そして、君たちを仕込み、食 べ物を制限する者たちは、君たちを家畜として、単なるコマとして扱うのだ。そんな自然に反する者たち、機械のマインド、機械の心を持った機械人間たちに、 身を託してはいけない。 

君たちは機械じゃない。 君たちは家畜じゃない。 君たちは人間だ。 君たちは心に人類愛を持った人間だ。 憎んではいけない。  愛されない者だけが憎むのだ。 愛されず、自然に反する者だけだ。 

兵士よ。 奴隷を作るために闘うな。 自由のために闘え。 『ルカによる福音書』の 17章に、「神の国は人間の中にある」と書かれている。 一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間の中なのだ。 

君たちの中になんだ。君た ち、人々は、機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力があるんだ。 君たち、人々は人生を自由に、美しいものに、この人生を素晴らしい冒険にする力を持っ ているんだ。だから、民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。 皆でひとつになろう。 新しい世界のために、皆が雇用の機会を与えられる、君た ちが未来を与えられる、老後に安定を与えてくれる、常識のある世界のために闘おう。そんな約束をしながら獣たちも権力を伸ばしてきたが、奴らを嘘をつく。  約束を果たさない。 これからも果たしはしないだろう。 

独裁者たちは自分たちを自由し、人々を奴隷にする。

 今こそ、約束を実現させるために闘おう。  世界を自由にするために、国境のバリアを失くすために、憎しみと耐え切れない苦しみと一緒に貪欲を失くすために闘おう。 理性のある世界のために、科学 と進歩が全人類の幸福へと導いてくれる世界のために闘おう。 兵士たちよ。 民主国家の名のもとに、皆でひとつになろう。