ドンキのオッサン

 
 

福岡市中央区港町でハンバーグと洋食の店をやってます。

「ドンキさん」「ドンキのマスター」「ドンキのオッサン」とか呼ばれてますが、私は「ドンキのオッサン」がお気に入りです。

昔、部活帰りの学生さん達がよく食べに来てくれてまして、ある日その子たちがドンキのオッサンって呼んでるのが聞こえたんですね。

 オ、オ、オッサンかよ!オニイサンじゃなくって!?満面の笑みで「オイオイ、俺はまだオッサンじゃないっ手羽元!」

なんて言い返したりしたんですが、その後、調理場の奥の魔法の鏡に向かった私は「鏡よ鏡、私はまだオッサンじゃない米倉涼子…。」と聞きました。

すると、なんということでしょう!鏡に映る完全なるオッサン…。

ってか、も少しでジジィ…この時、脳内BGMはドボルザークの「新世界より」がガンガン響いていたことは言うまでもありま稲子。

も~ぅ、歳なんかとりたくないよねぇテヘ♡などと思う訳もなく、そのうちドンキのジジィなんて呼ばれるなら、それを阻止するべく「ドンキのオッサン」と長く呼ばれるんだ!それがクレバーでベストなチョイスだ!と思った次第でございます。

 

もうほとんどヤケクソでございます。

以来、自ら進んで「ドンキのオッサン」と言い、同時に自分でも気に入っちゃったテヘ♡というわけです。

 

 

ん?だ~か~ら~まだまだ、ドンキのジジィじゃないっ手羽先!!

 

 

そんなオッサンの仕事っぷりなんですが。めちゃ忙しいとテンパッてしまいます。

頭の回転と手がトロいくせに無駄にメニューが多いもんで散らばったりすると、もう大変です。

性能の低い脳みそと運動能力の低いボディをフル回転させてますが、たまに指先を怪我したりして 

アゥ!痛いの痛いの fry away!


なんて言いながらハンバーグ作ってます。

 

 

んで、逆にヒマだと凹みます。ハハハ…打たれ弱いオッサンでございます。

がっ!しか~ぁし、そこは無駄に歳食ってません!

頭ん中では今月の生活費、老後の生活、日本経済の行方と世界平和と今夜のおかず等々がグルグル回ってても、

朝の来ない夜はない!夜明け前が一番深い闇なんだ!青は藍より出でて藍より青し!サルも木から落ちる!ネコに小判!!

と自分に言い聞かせてモチベーションを高めて頑張るわけです。もちろん脳内BGMはワーグナーの「ワルキューレの騎行」が鳴り響いている訳ですね。

ま、そんなドンキのオッサンなんですが。じつは人見知りでシャイなんでございます。未だに人と目が合うと恥ずかしい位です。

なのにオッサンはミケンにシワよせてイカツイ顔なんでオコリンボさんとか気が短そうとか言われるんですが、それはまったくの誤解です。

 

 

そもそも、このミケンのシワは私が少年の頃にさかのぼります。

風呂上りの父はビールっ腹をだしたままこう言いました。「男はミケンのシワがよっとるんがかっこいい~ゆうてモテるんじゃ!」 

衝撃でした。 お前は何をいってるんだ?

多分酔っ払ってたんでしょう。何気なく発した一言が我が子の青春を奪うとは思いも寄らなかったのでしょう。当時TVは天知茂とか(古っ)の全盛期…。

少年の私には40年先を見通すことは不可能でした。

ガセねたを吹きこまれた私は日夜まぶしそうな顔をして眉をしかめる訓練に精を出します…。

…モテませんでした。えぇ、モテませんでしたとも。ミケンのシワはこわがられただけでした(T_T)。あのジジィ…だましやがって…。

ま、そんな訳でコワそうですが、ただのシャイで恥ずかしがりな打たれ弱いオッサンです。

 

 オマケにB型…。(゚∀゚)アヒャ!

こんなドンキのオッサンはいい歳して怖い話とか、UFOとかそっち系が好きなんでございます。

他にもオフロードバイクとかも好きなんですが、やっぱ、ゾンビ系の映画とかSFとかですね、大好きなんです。まさにB型、好きなもんは好きなんだの世界ですね。

 

 

でもそれらよりもず~~~っと好きなのが料理することですね。

 

 

高校を出て和食を振り出しに色々修行してきたオッサンですが、料理人の世界には師弟関係ってモンがありまして、こんなふざけたオッサンですから もう教えなんか吹っ飛んじゃって、ま、ろくでもない弟子なんですが…。

そんなオッサンが1つだけかたくなに守ってやってきた教えがあるんです。

 

「プロの料理人は必ず一皿一皿を大切な家族、友人、恩人に食べてもらう気持ちで調理すること」

 

これだけはこれから先もしっかりと守り続けながら精進するつもりです。…なので、お店では、はやくできないかなぁ、と思いつつも、生暖かく見守ってやってください…

 

PS  弱点はホクロです(゚∀゚)アヒャ